ドメイン周りの整理(レジストリ、メールなど)2024

経験したものをメモしていきます。(更新中)

 

レジストラ・リセラー

Cloudflare Resister

2023.08~  .com ドメインを運用中。

【概要】
 米CloudFlare社*1が提供している。Whois公開代行無料(自動で代行してくれるが県名は公開される点に注意)。レジストリ側の手数料がなく、レジストラの卸売価格 + ICANN手数料のみで契約できるため安い。

 

【注意】

 現在円安ゆえTLDによっては国内レジストリの方が安い場合がある。また、NSはCloudFlareが指定するもの以外使用できない。NS運用は他で行いたい人には向かないレジストラと言える。

 

【他社からの移管・権威サーバーのお引越し】

 お引越し前にゾーンを作成可能。旧NSに登録されているRRを自動で読み取り登録してくれる機能があり、移管作業の効率化に貢献してくれる。

 

【備考】

 ダッシュボードは軽く、日本語対応もあるためドメイン周りの作業性はかなり良い。最近はメール関連の設定にも手を入れている様子で、特に DMARC Management は目grepから開放してくれる良アプデだと思う。

 24/04 末に .net 移管手続きに伴い、2,149円(PayPalにて13.02ドル)を支払いました。日本のレジストラ・リセラーで更新すべきか本当に迷いましたが、為替の将来や私自身の予定を考慮し、このタイミングでCloudFlare Resisterへ移管することとしました。

 

 

Xserver Domain

2024.02~2024.05  .net ドメイン運用。Cloudflare Resister へ移管予定。

【概要】

 エックスサーバー株式会社が提供するリセラー。.net はNetowlを上位のレジストラとしている。*2Whois公開代行無料のドメインあり。Netowlより安いことがある。

 

【注意】

 ドメインの新規登録時と更新時で価格が異なる。

 

【備考】

 Xserver Domain で登録しているドメインをCloudFlare のネームサーバーを運用中、ネームサーバーをXserver Domain に戻そうとした際に事前にRRを登録できないのが気になった。こういうものだろうか?(勉強不足で把握できていない)

 ドメイン登録の最終確認を押してから Whois に公開されるまで30秒ほどかかるため、Creation Date を秒単位で意識しているWhoisオタクには向かない。

 

 

StarDomain

2024.02~ .website ドメインを運用中。

【概要】

 ネットオウル株式会社が提供するレジストラWhois公開代行無料のドメインあり。ドメインを登録すると無料で使えるレンタルサーバーがついてくる。

 

 

メールサーバー

さくらのメールボックス

2023.08~ 初期ドメインを抜いた3つのドメインで運用中。

【概要】

 さくらインターネットが提供するレンタルサーバーサービスのうち、メール向けにスペックが調整された料金プラン。ドメインを20個まで登録可能で、メールアドレスは無制限に作成できる。2024年に入ってからDKIMやDMARCにも対応した。

 

【注意】

 このプランでのストレージは20GB*3であることや、複数のドメインで同じユーザ名がつけられたメールアドレスを管理しているとき、それらは共通のメールボックスとなってしまう点にも注意が必要。

【備考】

初期ドメインとして〇〇〇.sakura.ne.jpを持つことができる。これを送受信のサーバー名とすることで IMAP over SSL などの使用も可能。日本の会社が提供するお財布に優しいサービスということで使用しており、今後もお世話になる予定。

 

*1:NYSE:NET ってかっこいい!

*2:

www.xserver.ne.jp

*3:なお、上位の料金プランに変更することで増やすことができる。

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